愛育病院（東京都港区）の出産費用が便乗値上げ、上昇幅は7万9千円で出産育児一時金の増額分をほぼ完全相殺。

愛育病院（東京都港区芝浦１）の出産費用が便乗値上げされました。

• 旧価格: 740,000円
• 新価格: 819,000円 (+79,000)

2023年度からの出産育児一時金の増額は+8万円であるため、ほぼ完全に相殺される形です。まさに補助金ビジネスの典型で、病院だけが潤う結果となってしまいました。

「妊娠は病気ではないので健康保険の適用外」という詭弁が続く限り、子育て世帯の出産費用の負担が軽くなることはないでしょう。異次元の少子化対策とは、出産費用の保険適用（＝自由診療の廃止）に他ならないと考えます。

2022年10月の入院費用

出産のための入院費用
分娩経過に異常がなく正常分娩でご出産され、産褥期間も母子ともに健康である場合、お母さん、赤ちゃん共に6日入院（一般室使用）で、740,000円 – 770,000円～となります。

Webアーカイブ

出産のための入院費用(2022年10月)

2023年1月の入院費用

出産のための入院費用
分娩経過に異常がなく正常分娩でご出産され、産褥期間も母子ともに健康である場合、お母さん、赤ちゃん共に6日入院（一般室使用）で、819,000円 ～となります。

愛育病院（公式HP）の入院費用の推移

• 69万円～
• 74万円～(2019年から)
• 81.9万円～(2023年から)

続編: 便乗値上げしない産院を探す

NTT東日本関東病院の産科は便乗値上げをしないとの回答を得たため愛育病院からの転院を検討。注意事項のまとめ。

参考(2021年):愛育病院での出産費用は150万円、持ち出し（自己負担）は69万円でした。

愛育病院での出産費用は150万円、持ち出し（自己負担）は69万円でした。