スマートロック「セサミ」はキーレス生活を実現してくれる非常に便利なガジェットです。一方でスマホ1台で外出した際、スマホのバッテリーが切れると外に締め出されてしまい、なす術がありません。路上生活突入です。そこで、Garminのスマートウォッチでセサミを解錠できるようにしました。
目次
前書き
- 対象読者は、garminのスマートウォッチで「SESAME4(SESAME3を含む)」を解錠したい人
- SESAME4は、2022年4月現在においてIFTTTに非対応。Google検索で「Garmin Sesame 連携」で検索すると、旧バージョンのSesame機種(=Sesame mini以前)におけるIFTTT設定記事ばかり出てくるので、参考にならない。
- また同様に、Garminのスマートウォッチにアプリやウィジェットを追加するためのアプリ「Connect IQ」から既にIFTTTが削除されているため(2022年4月現在)、garmin+Webhook系のブログ記事も参考にならない。
- 念のため、歴代Sesameの違いは次の通り。
製品 | 搭載OS | 対応Wifiモジュール | IFTTT | WebAPI |
Sesame4 (4代目) | OS2 | 2代目モジュールのみ | 非対応 | 公開 |
Sesame3 (3代目) | OS2 | 2代目モジュールのみ | 非対応 | 公開 |
Sesame mini (2代目) | OS1 | 初代モジュールのみ | 対応 | 公開 |
Sesame (初代) | OS1 | 初代モジュールのみ | 対応 | 公開 |
用意するもの
- Google アカウント【必須】
- 既に持っていればそれを使えばOK
- Sesame4【必須】
- Sesame 2代目 Wifiモジュール【必須】
- セットで1万円ちょっと。
- Garminスマートウォッチ 【必須】
- 本稿ではVenu Sqを使用
- Wifi中継器(メッシュルータ)【推奨】
- 電波強度が十分にあり、玄関の鉄扉の先までWiFiが届いていれば不要
- 買うならBUFFALO がおすすめ
Garmin – Sesame 連携手順
手順①Google Apps Script(GAS)に解錠プログラムをデプロイ
次のブログで提供されているサンプルコードをコピーし、Google Apps Script(GAS)でWebアプリをデプロイする。
参考ブログ
「道ばたのノート」様 (超有用なコードありがとうございます!)
手順②Garminのスマートウォッチに「API Call」を追加
Connect IQをスマートフォンにインストールし、「API Call」のウィジェットを追加する。
手順③「API Call」にデプロイURLとJSONデータを登録
次のコード1行をAPI Callのウィジェットに登録する。xxxxxxxxxxx の部分は手順①で設定したものを登録する。
1行(改行無し)
{deviceName:"Sesame", actionName:"Unlock", method:"POST", POSTcontent:"{\"myKey\":\"xxxxxxx\",\"deviceName\":\"xxxxxxxx\",\"command\":\"2\",\"user\":\"API Call\"}" ,url:"https://script.google.com/macros/s/xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx/exec"}
myKey:prepareで準備した任意のパスキー。一致しないとはじかれる。
deviceName:セサミの名前。
使用機種
セサミ4 + Wifiモジュール
Venu Sq(Garminスマートウォッチ)
ガーミン(GARMIN)
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