日産リーフの値上げ幅や標準装備の変更を調べてみた

前書き

  • カーシェアユーザーではあるけどマイカー(自家用車)もありかな?と思って車のことを勉強中。
  • 車関係の知識はゼロに等しく、ようやく「セダン」「SUV」という用語を理解し、「車検は初回3年、以降2年おき」ということを最近知った程度にはド素人。
  • 近隣駐車場がEV車だと月極料金が安くなるようなので、EVを中心に調査。やはり政府補助金も手厚く出るしEVの先駆者であるリーフかな?
  • …と思ったけどまさに最近、リーフの車両価格が100万円ほど値上がりしたらしい。
  • Webアーカイブを駆使して日産リーフの「車両価格」の推移を調べてみた。

ニュース(ロイター記事)

一時はかなり騒がれていたようで、ロイターの当時記事も発見。

[東京 22日 ロイター] – 日産自動車と三菱自動車は22日、軽自動車タイプの電気自動車(EV)など電動車の一部車種を値上げすると発表した。バッテリー(電池)などの原材料や輸送費などの高騰により、値上げに踏み切る。

日産は、軽EVの「サクラ」を同日から旧価格に対して約10万─16万円、約3%─7%ほど引き上げる。三菱自もサクラとの共同開発車「eKクロスEV」を来年2月から14万8500円、約5─6%引き上げる。両車両は今年6月に発売したばかり。

サクラについては、きょうから受注の受付も再開する。売れ行きは好調だったが、半導体不足の影響などで納期が1年以上も先となるなど長期化していたため、10月末から受注を停止していた。

一般的に、EVに搭載される電池のコストは車体原価の3分の1を占めるといわれ、電池に使われるリチウム、コバルト、ニッケルなどの材料価格の高騰が続いているほか物流費もかさんでおり、車両価格に転嫁せざるを得なくなった。

<「リーフ」と「アウトランダー」も値上げ>

日産はこの日、主力のEV「リーフ」の値上げと受注再開も発表した。旧価格から37万1800円─最大102万8500円引き上げる。リーフについては9月に、原材料費や輸送費の高騰に伴う国内価格の引き上げと、それに伴う受注停止を表明済みだった。

三菱自も同日、軽EVのほか、主力のプラグインハイブリッド車(PHV)のスポーツ多目的車(SUV)「アウトランダー」も来年2月から現行価格に対して22万円、約4─5%引き上げることを併せて発表した。

https://jp.reuters.com/article/nissan-mitsubishi-motors-idJPKBN2T608Y

値上がり幅

「リーフ X」をベースに調査した。航続距離の長い方(60kWhバージョン)は、100万円以上値上がりしている。

40kWh 3,709,200円→4,081,000円(+37万円値上げ)

40kWh リーフ価格 (2021年9月時点)
40kWh リーフ価格 (2022年10月時点)

60kWh 4,225,100円→5,253,600円(+102万円値上げ)

60kWh リーフ価格 (2021年9月時点)
60kWh リーフ価格 (2022年10月時点)

充電ケーブルも、標準装備からオプション扱いに

改訂されたのは価格だけなのかと思ったけど、どうやら標準装備も改悪されているらしい。「200V 7.5m充電ケーブル」も標準装備からメーカーオプション(用語覚えた!)の扱いとなったことが確認できた。同メーカーオプションは定価66,000円であることから、実質の値上がり幅はもう少し上振れする。

主要装備 2021年09月版(アーカイブ)

主要装備 2022年10月版

なんでもH氏なる人が断行したらしい

車評論家の方によると、日産内の偉い方(H氏?)が断行したらしい。

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